「食べログを活用して集客しませんか?」
飲食店を経営される方ならこのようなメールが送られてきた経験がおありでしょう。 サクラによるレビュー投稿によって評判をあげる手法です。 見分け方は簡単、投稿日が近く、とにかくいやらしいくらいに褒めまくるレビューには要注意です。 (投稿数の少ないレビューアーも要注意。) 川崎の焼き鳥鳥匠、ありえないくらいの絶賛のレビューが同時期に並びます。 11年10月には8日、9日、10日、12日、21日とすべてが絶賛のレビュー。 (それまでの投稿間隔と比較してみると差は歴然です。) そして念願の川崎エリア1位獲得となります。 先日、友人が鳥匠にひどい目にあいました。 人気店のようなので、まず電話で問い合わせます。 友人「本日は混んでいますか?」 鳥匠「何名様ですか?」 友人「2名です。」 鳥匠「2名様なら大丈夫です。」 友人「では後ほど伺います。」 鳥匠「お待ちしております。」 ここまではまったく問題ありません。 友人は川崎駅からタクシーで鳥匠に向かいます。 店に到着すると張り紙がしてあります。 要約すると「ご予約のない新規のお客様には必ず名刺を提示していただいております。」との内容。 友人は多くの飲食店の掲載されている雑誌の編集者ですから当然名刺の提示などできません。 店には到着していたのですが、予約を入れれば名刺の提示義務はないようなのでと予約を入れるために電話を入れます。 「新規のお客様は名刺の提示がなければ予約を受け付けできません。」との一点張り。 友人は「張り紙に書いてある事と違うし、先程の電話の時に何も言っていなかったのではないか?」とクレームをつけると、「予約をなさらなかったのでお伝えしなかった」という(当然謝罪は一切なし)逆切れ気味の驚愕の返答。 予約の有無など関係なしに、問い合わせの時点でそういった店である事を伝えるべきではないでしょうか? しかも食べログには完全予約制と書いているレビューもあるのにそれを伝えることもなし。 (何故かサクラとおぼしきレビューには完全予約制の表記は一切なし。ぐるなびも表記なし。) 鳥匠から「お連れ様の名刺でもいいので」と言われた友人は連れの名刺を発見し入店します。 すると、「当店のやり方に合わないお客様の入店はお断りしております。」とのルール完全無視のまさかの入店拒否。 自分の店の評判にのみ固執し、遠方からわざわざ出向いて門前払いされる客の気持ちや労力など微塵も考えてないのでしょう。 ちなみにお客様は19時にもかかわらず2名のみだったそうです(笑)。 友人いわく「こんな応対のひどい店は記憶にない。」 食べログより引用 匠コースは、お通し〜鶏雑炊まで全12品のはずですが、訪れた日は大変混雑していて、何の串焼きかの説明も無いまま料理が提供されたり、同じ串焼きが2度出てきそうになったり、出て来なかった串焼きもありました。 また、閉店時間間際になったら、「そろそろ閉店の時間ですので…」の前置きもなく、「はーい、閉店ですよー!」と追い出される感じだったのもちょっとなぁ。。 この(最初の)電話の受け答えだけで、まずは、緊張感が走り、好みが分かれそう。店にも緊張感があり、それを心地良いと思うかどうかは、使う人とシチュエーション次第です。確かに美味いけれども、CPを考えると、、雰囲気含めて微妙なところ。話のネタに1度行ってみるのは良いと思います。 店で『美味しいですね』と言ったら、『そうなのよ』って返事された。 >驕れるものは久しからず、サクラ&自演によるレビューとレアに依存する高額変化球焼鳥店の行く末は知れています。 (ちなみにユウキは炭で焼いた焼き鳥こそが本来の焼き鳥屋の供すべき焼き鳥との考えですので、こういうリゾットなどを出す変化球店はまったく好みではありません。) 食べログはマイノリティでネガティブな意見こそがその店の本質であることが多いもの。 自演&サクラをしっかり見分けて活用しましょう。(2011年12月17日記) 追記(2012年1月5日) 月間10万円…やらせ業者が「食べログ」ランキング操作 一般の利用客による採点システムが看板の人気飲食店ランキングサイト「食べログ」で、飲食店側から金で順位上昇を請け負った「やらせ業者」によってランキングが操作されている事例があることが4日、分かった。実際に食べた人の感想がわかる“口コミ”ランキングは、同サイトが店選びの指標として掲げてきた大黒柱。信頼性を揺るがす事態に、食べログ側も、やらせ業者に対して法的措置を検討している。 食べログに現在登録されている飲食店は全国約67万店。昨年11月の月間利用者数は前年同月と比べ約4割増の3201万人にのぼり、業界首位に成長した。影響力は大きく、ランク一つで“繁盛店”になる場合もある。 やらせ業者は、店舗を個別に訪問して勧誘。運営会社のカカクコム(東京)に把握されないように、好意的な口コミを投稿するほか、ページへのアクセス増加などで、人気店であるかのように見せかけるという。 実際に業者の訪問を受けた東京都内の店舗は、IT関連企業の営業マンを名乗る背広姿の若い男性に「食べログの点数を上げる裏技のご提案です。食べログからは非公認のサービスとなります」と切り出された。 男性はさらに、店舗側の意向を反映したやらせ「口コミ」を毎月5件ずつ投稿すると持ちかけた。報酬は月間約10万円。男性は「依頼を受けた店舗の点数を確実に上げる」と強調した。 食べログでは本来、サイトに登録した一般利用者が実際に足を運んだ飲食店を5点満点で採点。その点数を独自の方法で集計した数値が「店の点数」として明記され、サイトの閲覧者が店選びの参考として利用する。ただ登録さえすれば誰でも投稿できるため、業者に悪用されたとみられる。 カカクコムは現時点でやらせ業者39社を特定。サイト内の監視を強めるなど、対策強化に乗り出した。 最近になって、サイト内の運営ポリシーのコーナーに「不正業者が存在することを確認しております」と掲載。ただ検索結果など閲覧者の目に付きやすい場所では、やらせ業者への注意喚起を行っていない。 カカクコムの田中実社長は「不正業者の業務停止を求めて提訴するなど断固とした措置をとりたい」としているが、サイトの影響力が続く限り、波紋は広がりそうだ。 以上のようなニュースがTVでも流れた。 私が実際に友人聞いたやらせ業者の手口を紹介しよう。 まずは無料での書き込みをして店主に食べログを見せる。 「このような形で口コミ投稿をさせていただきます。」 店主があまり「これだけだと効果があるのかないのかわからない」と業者に言うと、さらに無料で投稿をしてくれる。 業者は「1ヶ月だけでも試していただけますか?特別に本来10万のところを8万でいいですよ?お客様のお店なら1ヶ月でエリア1位になれますよ。」と押してくる。 店主も「では、試しに1カ月だけ・・・本当に1位になれるなら」と依頼。 そして業者が1ヶ月に6~7本のやらせ投稿をして見事地域1位を獲得する。 私はこういったニュースが出てもこういったやらせや自演はなくならないだろうと思う。 食べログもスポンサーサイトを前面に表示して、利益優先のサイトになり下がってしまった。 今必要な事は、ユーザー自身が(盲信をせずに)偽物と本物を見分けられる目を養う事だろう。 < 前のページ次のページ >
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